VESA変換をDIYしてTVをモニターアームに取り付ける

目次

VESA規格とは

VESA規格とは、液晶ディスプレイやテレビなどの映像機器を、壁掛け金具・アーム・スタンドなどに取り付ける際に使うネジ穴の間隔について定められた国際標準規格のことです。

Video Electronics Standards Association(略称:VESA)という組織が策定したため、VESA規格と呼ばれています。VESAマウント規格・FDMIと呼ばれることもあります。

https://www.sanwa.co.jp/product/desk_rack/monitor_arm/howto_vesa/index.html

これに準拠していれば、専用のアームなんかを用意しなくても取り付けられるってわけだ。

だが気をつけてほしいのは、結局のところネジ穴の間隔はTVやモニタによって様々であり、それに対応したモニターアームを購入しなくてはならないということ。

またモニターアームにTVのネジ穴が対応していない場合、変換する必要があるのだがこのVESA変換のアイテムの値段は高い。

ただのプレートでこの値段である。理解できない。無理やりVESA変換を自作することを決意した。※この後の手順は真似していただいて構わないが、自己責任で。

準備

VESA変換のための準備

VESA変換のためのアイテムを用意する。先ほど例としてamazonのVESA変換プレートのリンクを用意しておいたが、要は穴の開いたメタリックな棒なりプレートを用意したら代替可能そうであることがわかる。

東急ハンズでネジと取り付け金具を購入する。

  • ボルト:M4×8mm→4つ、M5×10mm→4つ
  • ワッシャー:M4×10mm→4つ、M5×12mm→4つ
  • 取り付け金具: 幅15mm×長さ150mm×高さ1.2mm(穴径6×16mm)

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※画像にはM5のボルトはないが、既に持っていたため。モニターアーム購入時にボルトは付属することが多いと考えられるので、要チェックだ。

あとはボルトを締めるための六角レンチが必要。

ホーザン(HOZAN) アーレンキー キーレンチ 六角レンチセット 10本組 対辺サイズ:1.27/1.5/1.6/2/2.4/2.5/3/3.2/4/4.8mm W-98

この折りたためるタイプがごちゃごちゃせずスマート。これで1,000円は安い。

モニターアームの準備

今回購入したのはこれ。

支柱取付け液晶モニターアーム ディスプレイアーム ポール取り付け 17-32インチ対応 耐荷重8kg 角度調整/回転 支柱用 ZJ35-01 ACCURTEK

TVは7.4kgのようなので、耐荷重はクリア。推奨のインチサイズは超えていたが、4,000円程度と安いため目を瞑ることにする。

取り付け

TVにVESA変換を取り付け

モニターアームも届いたので、開封する。

画面真ん中下のプレートをTVに取り付け、ポールに取り付けた画面右のアームにドッキングする、という流れになる。

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▼雰囲気で合わせて見た図。なんとか取り付けられそうだ。

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TVのネジが干渉してうまく取り付けられなかったので、どうするか悩んでネジを外したw

ネジ一本でぶっ壊れるほど日本の製品は脆くはないはず・・・

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ポールにアームを取り付け

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これは特に語ることはない。これも六角レンチでグイグイ締めるだけ。

アームにTVをドッキング

モニターアームにTVを取り付けて完了。

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▼スプラトゥーンもくっきり。

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後日談

購入したモニターアームはアーム部分が短かったため、アームが長いものに取り付け直した。これが地獄の入り口だった。

サンワサプライ 支柱取付け液晶モニタアーム 75×75/100×100mm 2箇所 CR-LA354

このサンワサプライのモニターアームはアーム部分とTVの取り付け部分に分離しておらず、一体型だった。

▼TVに取り付け直した図。

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ここから何が始まるかお分かりだろうか。この40インチのテレビを担ぎながらポールにモニターアームを取り付けるのだ。

片手で7.4kgの40インチのテレビを水平に保ちつつ、もう片手で六角レンチでボルトを締めるのだ。

信じられないほどの重労働だった。説明書にも大人2名以上での作業を、とある。どう考えてもはじめに買っていたモニターアームの構造が正解だろう。

モニターアームを買うときはお気を付けを・・・

いづれのモニターアームでも取り付けることができたのは良しとしよう。