Ubuntu 20.04でホームのディレクトリ名を英語にリネームする
目次
前提
shellでcdコマンドを打つ際に日本語のディレクトリだと打ち込むのが面倒なので、英語表記に修正する。
- Ubuntu 20.04
変更
以下のコマンドを端末で実行する。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
実行すると以下のような画面がポップアップしてくるので、Update Namesを選択する。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update Moving DESKTOP directory from デスクトップ to Desktop Moving DOWNLOAD directory from ダウンロード to Downloads Moving TEMPLATES directory from テンプレート to Templates Moving PUBLICSHARE directory from 公開 to Public Moving DOCUMENTS directory from ドキュメント to Documents Moving MUSIC directory from ミュージック to Music Moving PICTURES directory from ピクチャ to Pictures Moving VIDEOS directory from ビデオ to Videos
lsコマンドで結果を確認する。問題なくディレクトリが作成されていることがわかる。
ただ、元のディレクトリが空出ない場合、ディレクトリの中身は移動してくれないので残ってしまう。
ピクチャとダウンロードとデスクトップだけ残ってしまった。
$ ls Desktop Music Templates snap ピクチャ Documents Pictures Videos ダウンロード Downloads Public 'VirtualBox VMs' デスクトップ
ディレクトリの中身を移動させて、元のディレクトリを削除する。
mv デスクトップ/* Desktop; mv ピクチャ/* Pictures; mv ダウンロード/* Downloads; rmdir デスクトップ ピクチャ ダウンロード
$ ls Desktop Downloads Pictures Templates 'VirtualBox VMs' Documents Music Public Videos snap
無事にリネームできた。
再起動せずにchromeでファイルなどをダウンロードするとダウンロードというディレクトリが作成されてしまうし、スクショを取るとホームディレクトリに直接格納されてしまう。
sudo reboot
再起動したら設定完了。
補足
ubuntuのファイルアプリ(windowsで言うところのエクスプローラー)はnautilusって名前らしい。端末でnautilusと打ち込むとファイルが立ち上がる。
$ nautilus
海底二万哩のノーチラス号からの着想でアイキャッチの画像を潜水艦にした