論語と算盤

構成

気になったポイント①

「もし年老いてまだ寿命に恵まれていたとしても、ただ食べて、寝て、その日を送るだけの人生では、そこには生命などなく肉の塊があるだけだ。一方で年老いて体が満足に動かなくなっても、心だけは世の中の役に立とうとするなら、それは生命ある存在になる」 中略 これは事業に取り組む場合も全く同じことだ。単に務めるだけではなく、そのことに対して「趣味」を持たなければならない。もし「趣味」がなければ、心もなくなり、ちょうど木彫りの人形と同じになってしまう。

・肉の塊の箇所は渋沢栄一の言葉ではないが、強烈な物言いが印象に残った。それに内容については非常に同意できる。渋沢は「趣味」を理想や思いを付け加えて実行していくことだとしている。同じ仕事をしていても「趣味」をもっているかどうかで自分の理想に近づくことができる

気になったポイント②

私は逆境はないものだと絶対に言い切りたい 知識や能力、実践の面で何一つ問題がなく、勤勉で努力家、人から師匠として仰がれるような人物でも、政治や実業の世界で順当に志がかなっていくものと、その反対に何事も自分の意のままにならず、行き詰ってしまうものとがいることだ。私は後者のような人物に対してだけ、本当の意味での逆境という言葉を使いたいのである。

→渋沢は単に努力していないだけの人は決して逆境ではなく、人に平等にチャンスはあるものだと説く、勤勉で努力家で師匠として仰がれるような人物が行き詰ったときにのみ逆境という言葉をつかうことができるのである。

気になったポイント③

  1. 尊王攘夷の志士として活躍した時期
  2. 一橋家の家来となった時期
  3. 幕臣としてフランスに渡った時期
  4. 明治政府の官僚となった時期
  5. 実業人となった時期