【Synrock Tech News #2】給付金で買ったApple Watchがそこそこ便利
目次
給付金着金
コロナの給付金がついに届きました。マイナンバーを利用して、WEBから申請したものの1ヶ月以上待ちました。どうも役所側では結局アナログ的な処理が必要になるために、入口がWEBでもそんなに効率的ではなかったという。
むしろ住基ネットなどから抽出して郵送した申請書から申し込んだ方が、間違いなど少なくすんだという。
ここはもうちょっと頑張ってほしかった。Webの申請が紙ベースの申請に負けてはならないと思う。
「ほら、やっぱり紙の方がいいじゃん」こんな声が聞こえてきてしまっては、マイナンバーも普及しないし、IT化はどんどん遠ざかるんだろうなぁ。
何はともあれ給付金が届いたので、経済を回すべくApple Watchを購入したので自分の気になった部分だけレビューしてみようと思う。
Apple Watch Series 5
購入背景
そもそもの購入の背景であるが、まず運動不足解消のためのランニングウォッチが欲しい、というところから始まる。
昨今のコロナで不要不急の外出が禁止される中、運動不足解消のためにランニングする人が急増しているらしい。
もれなく僕もそのうちの1人なのであるが、スマホを持ってランニングするという旧石器時代スタイルに限界がきてしまった。
そこでランニングウォッチを探し始めたという訳である。
ここで僕がランニングウォッチに求める条件というのは以下のようなものであった。
- ランニングの時間が計測できること(Total Time)
- 上記①に加えてラップタイムも測れること
- Bluetoothのイヤホンで音楽が聞けること
- 最低限の防水
- 着け心地や機能などなるべく後悔したくない
上記の4項目くらいがマストの条件だった。
するとランニングウォッチ界の王者GARMINのForeAthlete 245 Musicか、スマートウォッチ界の王者Apple Watchあたりに絞られた。
あとは普段使いができるか、という要件を加えてApple Watchに決定した。
Apple Watchの種類
ちなみにApple Watchは2020年7月現在、Series 5と廉価なSeries 3を展開している。
色々な違いはあるのだが、僕の決定に大きく影響を及ぼしたのは、画面の消灯の有無だ。画面が完全に消灯するSeries 3と画面が消えない(暗くなるだけの)Series 5と聞いてSeries 5一択だった。そのほかの細かな違いは調べてほしい。
またSeries 5にはWi-FiモデルとCellularモデルがある。Cellularモデルは接続するiPhoneと同じキャリアのSimカードを刺せば、Apple Watch単体で動く。Wi-FiのモデルはWi-FiもしくはBluetoothでiPhoneと接続し通信を行う。
決定にあたり考慮したポイントはApple Watch単体での音楽の再生可否と、バッテリーの時間である。
Cellularモデル:単体での音楽の再生が可能。単体でのストリーミング再生やダウンロードした音楽の再生が可能。携帯電話のネットワーク通信を行うため、バッテリーの持ちはWi-Fiのモデルよりも短い。
Wi-Fiモデル:単体での音楽の再生が可能。ただし、単体では事前にダウンロードしておいた音楽のみ再生可能であり、ストリーミング再生は不可。携帯電話のネットワークには接続しないため、Cellularモデルよりもバッテリーの持ちがいい。
正直、Apple Watchが単体になることなんてランニング中しかないと思う。となってくると音楽も再生できるし、バッテリーの持ちがいい、Wi-Fiのモデルを選択することはほぼ必然である。
というかそもそもiPhoneは楽天モバイルを利用しているので、ソフトバンク、au、ドコモのキャリアを利用しておらず、Wi-Fiモデル不可避だった。
そんなこんなでApple Watch Series 5のWi-Fiモデルを購入することを決めたのである。
いいポイント
Apple Watchを使ってみてよかったポイントをいくつかあげようと思う。
- 起床時のアラーム
- ランニングの時に非常に身軽になった
- 普段使いができる
- カップラーメンが正確に作れる
- ドヤ顔ができる
少しだけ詳しくみていこう。
起床時のアラーム
ランニング用に買ったにも関わらず、よかったポイント第一位は起床時のアラームである。
少しいいベットマットレスを買ってみたり、枕をオーダーメイドにしてみたりと最近そこそこ睡眠の質にはこだわっている。
起床時のアラームは至極不快だよね。好きな音楽に変えてみても、その音楽が嫌いになるくらいには、朝の目覚ましは不快なのである。
Apple WatchではAutoSleepというアプリを購入(数百円かな?)し、そのアプリ内でアラームもセットしているのだが、これが非常にいい。
何がいいのかというと、音ではなく振動で起床時間を伝えてくれるのだ。この「音ではなく振動」というのがポイントが高くて、徐々に覚醒するので朝の不快感がかなり軽減される。またAutoSleepというアプリはそもそも睡眠計なのであるが、セットした時間付近で眠りが浅い時にアラームがなるように設定できる。
眠りの浅い時に振動で起こしてくれる、これがめちゃくちゃいい。堂々の第一位である。
ランニングの時に身軽になった
そもそもの出発点がランニングだったので当然の第二位である。
僕の要件であるランニング時間の計測もできるし、音楽がBluetoothで再生できるので、スマホを持って走るという旧石器時代のようなスタイルから解放された。
ただ欲を言えば、音楽の再生中にも1kmのラップタイムなどを音声で知らせてほしい。スマホではadidasのランニングアプリを使っていたのだが、1kmごとにラップライムを教えてくれるので、非常によかった。Apple Watchでは純正のワークアウトアプリとApple Watch版のadidasのランニングアプリを入れている。
ただこのApple Watch版のadidasのランニングアプリはよくバグるらしい。マラソンを走り終えてアプリをみたらデータが消えていた、という口コミをみて、使うのを躊躇っている。しかもラップタイム教えてくれないし。
純正のワークアウトアプリも音声でラップタイムを教えてくれない。手首で微妙に振動するだけである。いやビミョーに振動されてもわからんっちゅうねん。走ってるんやぞ。
このニーズは大きいと思うので、僕が使いこなせていないだけという可能性もあるので引き続き調べながら使っていこうと思う。
普段使いができる、ドヤ顔ができる
この意味において、Apple Watchは他のランニングウォッチやスマートウォッチを寄せ付けないだろう。
ただし、左手首につけたApple Watchを右前に突き出し改札を潜る瞬間だけは世界でもっともスマートから遠い存在になる。びっくりするぐらいダサい。ロックを解除をするのを忘れていてSuicaが反応しなかった時なんて、この世の終わりかと思う。
この一瞬の例外を除けば、ドヤ顔でApple Watchを手首で光らせることができる。
カップラーメンが正確に作れる
レビュー後半になるにつれて、どんどん適当になっていくが、第4位はカップラーメンが正確に作れることである。
「Hey, Siri. Set a timer for 3 minutes.」手首に向かってこう叫ぶだけでいい。(なぜか英語)
3分後のカップラーメンの出来上がる頃に手首で振動して教えてくれる。
まあ余談だが、これでちょっとした空き時間、例えば次のWeb meetingまで13分あるというような時に10分のタイマーをセットして、何か別のことに集中することができる。
Web Meetingって気がついたら時間が過ぎてしまいそうなので、10分くらい前から気になってしまうんだよな。そんな時に時間をきにすることなく物事に集中できるので役に立つ。あくまで余談だけどな。
給付金は使おう
もちろんそもそもの支給の目的はコロナで苦しくなった生活を支えるためだろう。だが比較的余裕があるにも関わらず貯金に回そうという考えはちょっと待っていただきたい。
新型コロナウイルスの影響で飲食店を始めとした様々なところで経済が傾いている。外資系かつインパクトの小さそうなAppleに投入しておいてなんだが、経済を活性化させるためにお金は使った方がいいと思う。
まだ旅行には行きづらいが、行きつけの店で美味しいものをたくさん食べるのもいいし、前から欲しかったものを買うのもいいだろう。
こんな時だけど、こんな時だから、経済を回そう。